top of page
早助よう子

マニュエルとおでんだねのような悪態

こちらは、友情に篤いヤン・マニュエルさん。本書を寄贈したところ、彼からもらったメールの一部です。



兎にも角にも、it's so wonderful to receive this motherfucking treasure of a book!

All power to Yoko!!!




ひどい話ですが、わたしは、彼の本当にひどい(英語の)悪態の数々を聞くのが、大好きです。


悪態って、翻訳するの難しそうだなー、と昼間、自分が使ったことのある(日本語の)悪態を思い出していたのですが、大してないですね。


しかし、「たいこもち」と「こしぎんちゃく」は語感が好きなので、常に使う機会をうかがっています。


「たいこもち」に、それから、「こしぎんちゃく」。


なんだかおいしそうといいますか、おでんだねにありそうですね。



マニュエルさんは最近、政治論集を出版したのですが、彼の『黙示のエチュード』(新評論)は、ああこのころは、はたしてこんなだったなあ、と何十年後かに思い出されるであろう時代の証言、この空気をそのままパッケージしてしまったような本です。


一方で、彼はすばらしい詩人、洗練された詩の読み手でもありますが、本書には彼のステキな詩も収録されています(と、なんだか広告みたいになっちゃったのですが)。


最新記事

すべて表示

第二版を作りました。

ながらくこちらのサイトをほったらかしにしておりました。 ご無沙汰しております。 この度、手元にある初版がなくなりまして、第二版を発売しました。少ししか刷らなかったので(200部)、全て売っても赤字になることが途中で判明してしまい、なんと100円値上げしてしまいました。作者と...

三省堂書店 成城店さん

三省堂書店 成城店さんで取り扱っていただけることになりました! 成城……それは戦後日本文学の聖地……という気がするのですが、こちらに置いてもらえることになって、わたしはとても嬉しいです……。 ワンフロアのひろびろとした店内って、なにか草原にでもいる気がして好きなのですが、人...

Comments


Commenting has been turned off.
記事: Blog2_Post
bottom of page