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マニュエルとおでんだねのような悪態

  • 早助よう子
  • 2019年7月31日
  • 読了時間: 1分

こちらは、友情に篤いヤン・マニュエルさん。本書を寄贈したところ、彼からもらったメールの一部です。



兎にも角にも、it's so wonderful to receive this motherfucking treasure of a book!

All power to Yoko!!!




ひどい話ですが、わたしは、彼の本当にひどい(英語の)悪態の数々を聞くのが、大好きです。


悪態って、翻訳するの難しそうだなー、と昼間、自分が使ったことのある(日本語の)悪態を思い出していたのですが、大してないですね。


しかし、「たいこもち」と「こしぎんちゃく」は語感が好きなので、常に使う機会をうかがっています。


「たいこもち」に、それから、「こしぎんちゃく」。


なんだかおいしそうといいますか、おでんだねにありそうですね。



マニュエルさんは最近、政治論集を出版したのですが、彼の『黙示のエチュード』(新評論)は、ああこのころは、はたしてこんなだったなあ、と何十年後かに思い出されるであろう時代の証言、この空気をそのままパッケージしてしまったような本です。


一方で、彼はすばらしい詩人、洗練された詩の読み手でもありますが、本書には彼のステキな詩も収録されています(と、なんだか広告みたいになっちゃったのですが)。


 
 
 

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挿画(ケシの花)・永田淳

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